ちょっと役立つアイスブレイク30
Day1:最近食べた美味しいものを一言紹介
🍴 はじめに
初対面の人と会話をするとき、緊張して言葉に詰まってしまうことはありませんか?特に会議や研修、オンラインミーティングでは「最初のひとこと」が大事。そんなときに役立つのが「最近食べた美味しいものを紹介する」というアイスブレイクです。

🍜 なぜ食べ物の話題が効果的なのか?
食は誰にとっても身近なテーマであり、国籍や世代を超えて共感を呼びやすい話題です。心理学の研究によれば、食に関するポジティブな会話は場の雰囲気を和らげ、相手への好感度を高める効果があります【出典:Journal of Experimental Social Psychology】。また、食の話は質問の展開が容易で、「どこで食べたの?」「どうやって作るの?」と会話が自然に広がる利点もあります。
🍰 実際のやりとり例
例えばこんな感じです。
- 「昨日、近所のカフェでモンブランを食べたんですが、すごく濃厚で美味しかったです」
- 「えー!モンブランいいですね。どこのお店ですか?」
- 「○○駅の近くにあるカフェです。栗の風味がしっかりしていて…」
このように、相手が聞きやすく答えやすい展開になるのが特徴です。
🍲 バリエーションをつけるコツ
毎回「美味しいもの」を話題にしても、内容が偏ると飽きられてしまうかもしれません。そんなときは以下のように工夫できます。
- 「最近食べた意外な組み合わせの料理」
- 「小さい頃から好きな定番メニュー」
- 「健康志向で取り入れている食べ物」
同じ「食べ物」テーマでも視点を変えることで、話が新鮮になります。
☕ まとめ
アイスブレイクの目的は「緊張を和らげ、会話を始めやすくすること」。食べ物の話題は誰でも気軽に参加できるうえに、共通点や新しい発見を生みやすいテーマです。次回からの会議や研修で、ぜひ試してみてください。
出典
- Kniffin, K. M., Wansink, B., Griskevicius, V., & Daly, M. (2017). All in the Family: Food, Culture, and Family Ties. Journal of Experimental Social Psychology, 71, 42–48.
- APA (American Psychological Association). Why food brings us together.