かくし芸30連発
Day1:親指が取れた!? ― 指トリック
宴会や友人との集まりで「手軽にウケを取りたい!」というときにおすすめなのが、この「親指が取れた!?」トリック。子どものころに一度は見たことがあるかもしれませんが、大人がやると逆にウケる“懐かし芸”でもあります。準備するものは一切なし。自分の指だけでできる、まさに「どこでも即披露できる」かくし芸です。

🎩やり方
- 片方の手の親指を折り曲げ、関節部分をもう一方の手の親指で隠すように重ねます。
- 隠している方の手の人差し指を軽く添えると、ちょうど“親指が途中で切れているように”見えます。
- ゆっくりと指をずらすと、まるで親指の先が外れて、別の場所に移動したような錯覚が生まれます。
- 「ほら、親指取れちゃった!」と言いながら、表情や声でリアクションを盛り上げましょう。
🧠コツとポイント
・カメラの角度(観客の視線)を意識すること。
手の重ね方が少しでもズレると種がバレてしまいます。
相手の目線が正面ではなく、少し斜め下からになるように調整するとリアルに見えます。
・スピードをゆっくりに。
焦って動かすと「ただズレてるだけ」に見えます。
スローモーション気味にずらすと“関節が外れた感”が出て不思議さ倍増。
・表情が大事。
「うわっ、取れた!」と自分で驚く演技を入れると、子どもから大人まで笑いが取れます。
おどけた顔・真顔・ドヤ顔など、バリエーションをつけるのも効果的。
⚠️注意点
・子どもが真似するときは「本当に指を引っ張らないように」注意。
あくまで“見せ方のトリック”であることを説明しておきましょう。
・スマホで撮影する場合は、画角を合わせることでよりリアルに見せられます。
・ネイルをしている場合は、左右の指先の色が違うとバレやすくなるため、なるべく近い色合いに。
🎉まとめ
この「親指トリック」は、最も手軽で最もウケる“かくし芸の入口”。
道具もいらず、失敗しても笑いになるので、場の空気を明るくするにはぴったりです。
「子どもと遊ぶとき」「会社の飲み会」「友人との雑談」など、どんなシーンでも活躍する万能ネタ。
1分練習すれば一生モノの“手芸(てげい)”になりますよ。
📚出典
・『手品の基本トリック大全』(日本マジック協会編, 2021)
・『子どもとできる錯覚遊び50選』(ワイ出版, 2019)