Day16:トランプが飛ぶ!? ― 一枚カードでできる瞬間芸

かくし芸30連発

Day16:トランプが飛ぶ!? ― 一枚カードでできる瞬間芸

今日のかくし芸は、スピード感と驚きがポイント!
一枚のトランプがまるで生きているかのように、ピョンッと宙に飛び上がる――
その名も「飛ぶカードトリック」です。

マジックショーで見たような動きを、誰でも簡単に再現できる小ネタ。
コツをつかめば、トランプ一枚で“おおっ!”と歓声を呼べます。


🎩やり方

  1. 準備するもの
     ・普通のトランプ1枚(少し厚みのあるものが理想)
     ・平らなテーブル
  2. 指で“飛ばす”準備
     トランプをテーブルに置き、右手の中指をトランプの右下に軽く引っ掛けます。
     親指は上から軽く押さえる程度。
  3. トランプを“しならせる”
     中指でカードを下に軽く押しながら、ゆっくり反らせます。
     このとき、カードの左側がわずかに浮き上がるように。
  4. パッと離す!
     反らせた指を一瞬で離すと、トランプが「ピョンッ!」と宙に舞い上がります。
     角度を調整すれば、手のひらに戻ってくる“ブーメランカード”のようにもできます。

🧠コツとポイント

力を入れすぎない。
 しならせすぎるとカードがくるくる回って飛び散ってしまいます。
 軽く弾くような感覚でOKです。

音を出すとリアル感アップ。
 「3、2、1…ジャンプ!」とカウントをとると観客が注目してくれます。
 音と動きを合わせることで“マジックっぽさ”が倍増します。

両手でやる“交差技”もおすすめ。
 左右の手で同時にカードを飛ばし、空中で交差させるとまるでプロのような演出に。

初心者は“短距離ジャンプ”から練習!
 最初は軽く数センチ飛ばすことから始めて、慣れてきたら高さを出していきましょう。


⚠️注意点

・周囲に人や飲み物があるときは要注意!
 カードが当たると水をこぼしたり、人に当たって驚かせたりすることがあります。

・紙質が柔らかいトランプはしなりすぎてうまく跳ねません。
 やや硬めのカードを選ぶと成功しやすいです。

・勢いをつけすぎると角が手に刺さることもあるので、無理な力を入れないように。


🎉まとめ

「飛ぶカードトリック」は、道具いらずのスピード系かくし芸
一瞬の動きに「おおっ!」と声が上がるシンプルな驚きネタです。

上手くできるようになると、まるでカードが命を持ったかのように見えます。
飲み会やカフェ、ちょっとした待ち時間でもすぐ披露でき、
“場を和ませる軽マジック”としても最適です。

次回は、「ペンが立つ!? ― バランス感覚で魅せる静のトリック」に挑戦します✒️

📚出典

・『トランプマジック入門』(日本奇術協会, 2020)
・『カードで遊ぶ科学トリック』(学研プラス, 2019)