かくし芸30連発
Day19:スプーンが曲がる!? ― 力を使わないリアクション芸
今日のかくし芸は、一度は見たことがある超有名トリック――
でも実は“本当に曲げなくても盛り上がる”んです!
その名も、「スプーン曲げ風リアクション芸」。
実際には力を加えず、角度とリアクションだけで「曲がって見える」不思議な芸です。
やり方を覚えれば、宴会・学校・家族の前で笑いを取れる鉄板ネタになります。
🎩やり方
- 用意するもの
・金属スプーン1本(軽くしなるタイプが理想)
・テーブルまたは手のひら - スプーンを“押しているように”見せる
スプーンの首(柄とスプーン部分の境)を、両手の指で軽く挟みます。
実際には力を入れず、少しだけ“たわむ程度”に動かします。 - 角度のトリック
スプーンを観客の目線に対して少し斜めに傾けましょう。
すると、上下のズレが生じて“曲がったように見える”錯覚が発生します。 - リアクションが命!
「うっ…!」と力を込める演技をして、顔をしかめながら
「ほらっ…今、曲がってる…!」とつぶやくのがポイント。
観客が息をのんだところで、ゆっくり角度を変えると――
スプーンが本当に曲がっているように見えます! - フィニッシュ(演出)
最後に、「戻します!」と言いながら反対方向に少し戻すと、
まるで超能力のようなリアルな締めになります。

🧠コツとポイント
・本当に曲げる必要はなし。
錯覚とリアクションだけで十分に成立します。
むしろ「力を使わない方が自然」に見えます。
・手元を強調しすぎない。
観客が手元ばかり見てしまうと角度のトリックがバレやすくなります。
あえて視線をずらすために「ここ見てて!」と指差すのもテクニック。
・“音”を入れるとリアル感アップ。
「ギギ…」と口で効果音を出すと、より本物っぽく感じさせられます。
・観客を巻き込む。
「信じますか?」「見えましたか?」と質問を交えることで、
参加型の芸として盛り上げられます。
⚠️注意点
・無理にスプーンを曲げると折れたりケガをする危険があります。
あくまで“見せ方”の芸として安全に。
・プラスチック製のスプーンはしなりにくいので不向き。
・金属製でも硬すぎるものは避け、軽いカフェスプーン程度が理想。
🎉まとめ
「スプーン曲げ風リアクション芸」は、リアクションと演技力で魅せる心理トリック系かくし芸。
誰でも簡単にできるうえ、見ている人に“超能力を信じさせる”不思議な力があります。
実際に曲げなくても「曲がって見える」――
この錯覚が、観客の想像力を刺激し、笑いと驚きを生み出します。
少し演技派なあなたにぴったりの“静と動の融合芸”。
次回は、笑いの最終章「顔で勝負!表情早変わり芸」に挑戦します😆
📚出典
・『超能力マジックの原理』(PHP研究所, 2018)
・『目の錯覚トリックの世界』(ナツメ社, 2021)
