Day25:新聞紙マジック ― 破っても戻る!? 驚きのトリック芸

かくし芸30連発

Day25:新聞紙マジック ― 破っても戻る!? 驚きのトリック芸

今日のかくし芸は、“誰でも一度は驚いたことのある”定番マジック、
「破った新聞が元に戻る」トリック芸です!

必要なのは新聞紙1枚と少しの準備だけ。
手先の器用さよりも、“見せ方”と“間”がポイント。
派手さと意外性があり、観客の反応も抜群のかくし芸です。


🎩やり方

  1. 準備するもの
     ・新聞紙を2枚(同じページを用意)
     ・セロハンテープ
     ・少しの練習スペース
  2. タネの仕込み
     1枚の新聞紙を折りたたんでおき、
     もう1枚を同じ形に重ねておきます。
     2枚のうち内側の1枚だけを事前に破っておくのがポイント。

 破った部分を外から見えないように折り込んでおき、
 セロテープで軽く留めておくと自然に見えます。

  1. 本番スタート!
     観客の前で新聞紙を持ち、
     「これから新聞紙を破ります!」と宣言。
     あえて大きくビリビリと音を立てながら破ります(実際には外側だけ)。
  2. 復元の瞬間!
     「魔法をかけます…3、2、1!」の掛け声で、
     ゆっくり折りたたみながら回転させるように広げると――
     なんと破れていない新聞紙(内側の仕込み紙)が現れます!

 観客からは「えっ!?」「戻ってる!!」と驚きの声が上がります。


🧠コツとポイント

“破る演技”をリアルに。
 実際に破っているように見せるために、
 “音”と“表情”を強調するのがコツ。
 「バリバリッ」と言いながら少し動きを大げさにしましょう。

見せる角度に注意。
 破っていない内側が見えないよう、
 常に観客に“表側”だけを向けるように持ちます。

復元の前に“タメ”を作る。
 「本当に戻ると思いますか?」など、
 観客に考える時間を与えることで、驚きが倍増します。

失敗を笑いに変える。
 もし破れてしまっても、「今日は調子が悪いようですね」と軽くジョークでフォローすればOK!


⚠️注意点

・新聞紙が古いと破けやすくなるため、新しいものを使用しましょう。
・セロテープの貼りすぎは不自然に見えます。
 見えないように最小限で。
・屋外では風で紙がめくれることがあるので、室内がベストです。


🎉まとめ

「新聞紙マジック」は、誰でも簡単にできて、驚きと笑いを両立できる鉄板ネタ
身近な素材を使うことで“親しみやすさ”もあり、
観客が「どうやったの!?」とざわつく瞬間はまさに快感です。

派手なトリックよりも、“自然な演出”と“間の取り方”が命。
シンプルなのに奥深い、まさに“定番の王道かくし芸”といえるでしょう。

次回は、テーブルの上でできる「コップの中の瞬間移動トリック」に挑戦します🍷

📚出典

・『日用品でできるマジック入門』(ナツメ社, 2019)
・『身近なもので驚かせる手品』(学研プラス, 2021)