Day26:コップの中の瞬間移動 ― シンプルで不思議な水のトリック

かくし芸30連発

Day26:コップの中の瞬間移動 ― シンプルで不思議な水のトリック

今日のかくし芸は、“理科実験のように見えて、マジックにもなる”不思議なネタ。
その名も――**「コップの中の瞬間移動トリック」**です。

まるで水が“右のコップから左のコップへ”一瞬で移動したように見える、
シンプルなのに意外とインパクトのあるトリック芸です。


🎩やり方

  1. 準備するもの
     ・透明なプラスチックコップを2つ
     ・水少量
     ・ティッシュペーパー1枚
     ・(オプション)食紅や絵の具で水に色をつけても◎
  2. 仕込み
     まず1つのコップの底に、ティッシュを軽く丸めて入れておきます。
     外から見えないように、コップを少し傾けておくと自然。
     もう片方のコップには水を1/3ほど注いでおきます。
  3. 本番スタート!
     観客の前で、「今から水を右のコップから左へ移動させます」と宣言。
     2つのコップを左右の手に持ち、ゆっくり近づけて――重ねます!
  4. トリックの仕掛け
     重ねた瞬間、上のコップを少し傾けて中の水を下のコップへ流し入れます。
     同時に、**下のコップに入っていたティッシュが水を吸って“消えたように見える”**という錯覚が起きます。
  5. 種明かしをせずにフィニッシュ!
     「見てください、今、水が瞬間移動しました!」と堂々と見せればOK。
     観客はティッシュの存在に気づかず、まるで魔法のように見えます。

🧠コツとポイント

透明なコップを使うことでリアリティアップ!
 観客が「中が見えている」と思うことで、信ぴょう性が高まります。

動きをゆっくり見せる。
 早くやると不自然に見えるため、あえて“スロー演出”が効果的。

声のトーンで雰囲気を出す。
 「静かに…今、水が動きます」と低めに語ると本格マジック風。

演出を足すと盛り上がる!
 BGMや“魔法の言葉”を使うと、子どもにも大ウケします。


⚠️注意点

・水をこぼさないように、必ずテーブルの上で行いましょう。
・ティッシュを入れすぎると吸収が遅く、タイミングがずれます。
・使い終わったコップはそのまま放置せず、片付けを忘れずに!


🎉まとめ

この「コップの中の瞬間移動トリック」は、科学とマジックの中間にある“見せるかくし芸”
ほんの少しの準備で、見る人に「どうして!?」という驚きを与えられます。

特に子どもとのコミュニケーションや家庭イベントにもおすすめ。
一緒に作って「やってみよう!」と盛り上がれる、“体験型の芸”です。

次回は、手先の器用さを活かす「ストローでつくるミニアートトリック」に挑戦します🎨

📚出典

・『身近なものでできる科学マジック』(学研プラス, 2020)
・『家庭で楽しむテーブルマジック入門』(PHP研究所, 2021)