お金の掛からない趣味30選

Day26：断捨離 ― 心を軽くする片づけの習慣

「なんとなく部屋が落ち着かない」「気分がモヤモヤする」―― そんなときこそ、断捨離をしてみましょう。お金をかけずに心と空間を整える、最高の“リセット習慣”です。

断捨離とは、不要なモノを「断ち・捨て・離れる」ことで、本当に大切なものを見つめ直す考え方。モノを整理することは、実は“心の整理”にもつながります。

いきなり全部を片づけようとせず、「今日は引き出し1段だけ」「今日は本棚の一部だけ」など、小さな範囲からスタート。時間を区切ることで、気負わず継続できます。「1日1捨て」でも、1か月後には30個のモノが減り、驚くほどスッキリします。

持ち物を手に取ったときに、「まだ必要」「好き」と感じるかどうかを自分に問いかけてみましょう。これは近藤麻理恵さん（“こんまり”）の片づけメソッドでも有名なポイントです。「ときめくモノ」だけを残すことで、暮らしが心地よく変わります。

断捨離の効果は、部屋が片づくだけではありません。探し物の時間が減り、掃除がラクになり、家の中が軽く感じられます。その結果、心にも余裕が生まれ、創作や趣味の時間が増えるのです。

収納グッズを新たに買う必要はありません。紙袋や空き箱、古新聞などを再利用すればOK。「家にあるもので工夫する」こと自体が、創造的な楽しみになります。

部屋の景色を変えると、考え方も前向きに変化します。断捨離は「自分に必要なもの」を見極める訓練でもあり、暮らしの中で“本当に大切なもの”を再確認する時間です。

モノを減らすことで、心は増えていく。今日から、あなたも“心が軽くなる片づけ”を始めてみませんか？