「サラリーマン」は海外ビジネスで通じない?

英語だと思ってた!和製英語30選(ビジネス編)

「サラリーマン」は海外ビジネスで通じない?

はじめに|ビジネス英語で最初につまずく言葉

名刺交換、自己紹介、海外とのオンラインミーティング。
ビジネスの現場で英語を使う機会が増える中、意外な落とし穴になるのが和製英語です。

その代表例が「サラリーマン」。
日本では問題なく通じる言葉ですが、海外ビジネスではほぼ通じません
今回は、ビジネスシーンに絞って「サラリーマン」という和製英語の注意点を解説します。


「サラリーマン」はなぜビジネス英語で危険なのか

「サラリーマン」は

  • salary(給料)
  • man(人)

を組み合わせた日本独自の言葉です。

しかし英語では、職業名としての salaryman は存在しません
海外の取引先や同僚に向かって、

I am a salaryman.

と言ってしまうと、

  • 意味が伝わらない
  • 英語に不慣れな印象を与える
  • ビジネス上の信頼感を下げてしまう

といったリスクがあります。


海外ビジネスでの正しい言い換え方

ビジネス英語では、「サラリーマン」という曖昧な表現は使いません。
立場・職種・役割を明確に伝えることが重要です。

よく使われる表現(基本)

  • company employee(会社員)
  • office worker(オフィス勤務者)
  • businessperson(ビジネスパーソン)

役職・職種を入れると好印象

  • sales representative(営業担当)
  • project manager(プロジェクトマネージャー)
  • administrative staff(事務職)
  • engineer / designer / accountant など

海外では「何をしている人か」を伝える方が自然です。


実践例|自己紹介・商談でのNGとOK

❌ NG例(和製英語)

I am a salaryman in Japan.

→ 意味が曖昧で、相手は職種が分かりません。

⭕ OK例(ビジネス英語)

I work for a manufacturing company in Japan.
I am in charge of sales.

I am an office worker in the accounting department.

このように、
会社+役割+部署
を意識すると、ビジネス英語として非常に分かりやすくなります。


日本語ビジネス感覚との違い

日本では「サラリーマン」と言えば、

  • 正社員
  • 会社勤め
  • 組織に属している

といったニュアンスを一言で伝えられます。

しかし英語圏では、
「給料をもらっている」ことよりも
「何をして価値を提供しているか」 が重視されます。

この感覚の違いが、和製英語によるズレを生む原因です。


和製英語を避けるだけで信頼感が上がる

英語が完璧である必要はありません。
しかし、

  • 和製英語を使わない
  • シンプルで正しい表現を使う

これだけで、
「仕事ができそう」「国際的な感覚がある」
という印象を与えやすくなります。

サラリーマンという言葉を使わずに説明できるだけで、
ビジネス英語は一段レベルアップします。


まとめ|ビジネス英語では「役割」で語ろう

  • 「サラリーマン」は英語では通じない
  • 海外ビジネスでは使わない方が安全
  • 会社+役割+職種で表現するのが基本

和製英語を一つずつ見直すことは、
ビジネス英語力と国際的な信頼感を同時に高める近道です。

出典・参考資料

  • Oxford Learner’s Dictionaries
  • Cambridge Dictionary
  • 研究社 新英和大辞典
  • アルク「和製英語とビジネス英語」特集記事