Day1:それ実は商品名?身近な言葉のヒミツ

商品名がそのまま定着しているもの30選

Day1:それ実は商品名?身近な言葉のヒミツ

「サランラップ取って」「ボンドある?」
こんな会話、毎日のようにしていませんか?

実はこれ、どちらも“本来の名前”ではなく、特定の会社が作った商品名なんです。

たとえば「サランラップ」。
これは食品用ラップの代表的な商品名で、正式には「食品用ラップフィルム」と呼ばれます。でも、あまりにも広く使われるようになったため、多くの人が“ラップ=サランラップ”と思っているのです。

同じように「ボンド」も、接着剤のことを指す言葉として定着していますが、もともとはコニシ株式会社の商品名。今では木工用接着剤全般を指す言葉として使われています。

こうした現象は「一般名詞化」と呼ばれ、ブランドにとってはとても大きな成功の証でもあります。なぜなら、「その分野=その商品」と認識されるほど広く浸透しているということだからです。

他にも、私たちの身の回りにはこうした言葉がたくさんあります。
「セロテープ」「バンドエイド」「ポストイット」なども、実はすべて商品名です。

面白いのは、これらの言葉を使っていても、ほとんどの人が違和感を持たないこと。むしろ本来の一般名称である「粘着テープ」や「絆創膏」と言うと、少し硬い印象を受けるかもしれません。

つまり私たちは、知らないうちに“企業が作った言葉”を、日常の中で自然に使っているのです。

こうした視点で周りを見てみると、いつもの日常が少し面白く見えてきます。
何気ない言葉の中に、歴史や工夫、企業の努力が詰まっていると考えると、ちょっとした発見になりますよね。

このシリーズでは、そんな「実は商品名だった言葉」を30日間にわたって紹介していきます。
明日からもぜひ、一緒に身近な言葉のヒミツをのぞいてみましょう。