Day7:親子でクッキー作り ― 甘い匂いの思い出

休日に子どもと遊ぶアイデア集

Day7:親子でクッキー作り ― 甘い匂いの思い出

休日をおうちでゆっくり過ごすなら「親子でクッキー作り」がおすすめです。

料理やお菓子作りは単なる食事の準備ではなく、親子で一緒に取り組むことで「体験」として特別な時間になります。

オーブンから漂う甘い匂いは、それだけで子どもの心に楽しい記憶として刻まれるでしょう。

クッキー作りの魅力は、子どもが参加しやすい工程が多いことにあります。

材料を混ぜる、型で抜く、トッピングをするなど、子どもが「自分でできた!」と感じられる瞬間がたくさんあります。

粉をふるったり、バターをこねたりする手の感触も新鮮で、五感をフルに使った学びの時間にもなります。

特に盛り上がるのは「型抜きクッキー」です。

星やハート、動物の型で好きな形を作れば、それだけで楽しい作品に。

子どもが自由に形をアレンジして「これはお花!」「これは怪獣!」と創造力を発揮する姿は、親にとっても嬉しい光景です。

仕上げにチョコペンやカラフルなシュガーでデコレーションすれば、食べる前から笑顔があふれます。

また、クッキー作りは子どもの成長に役立つポイントも多くあります。

計量カップを使って材料を量ることで数字に親しんだり、焼き上がりを待つ間に時間の感覚を学んだり。

「焼き上がるまであと10分だね」と一緒に時計を見ながら待つ時間も、大切な経験になります。

焼き上がったクッキーを取り出す瞬間はクライマックスです。

オーブンを開けたときの甘い香り、ほんのり色づいたクッキーを見たときの喜びは格別です。

「いい匂い!」「早く食べたい!」と子どものテンションは最高潮に。

焼き立てをほおばりながら「自分で作ったからおいしいね」と話せば、心もお腹も満たされる幸せな時間になります。

さらに作ったクッキーをラッピングして、家族にプレゼントするのも素敵です。

お父さんや祖父母に渡せば「ありがとう!」と喜ばれ、子どもは自分が誰かのために作ったという達成感を得られます。

ちょっとした袋やリボンを使えば、立派な贈り物に変身します。

注意点としては、安全面です。

包丁やオーブンなど危険な工程は必ず大人が担当しましょう。

小さな子どもには混ぜる・型を抜く・飾り付けなどを任せると安心です。

また、粉が散らかるのはご愛敬。

後片付けも一緒に行えば、遊びから学びへとつながります。


まとめ

「親子でクッキー作り」は、甘い匂いに包まれながら楽しめる最高の休日アクティビティです。

子どもにとっては「自分で作った」という誇らしさ、大人にとっては子どもの成長を感じられる大切な時間になります。

休日に少し時間をとって、一緒にオーブンを囲みながら甘い思い出をつくってみませんか?

出典

  • 農林水産省「食育と家庭での料理体験」
  • Benesse教育情報「親子クッキングが育む力」
  • 文部科学省「家庭での体験活動の重要性」