Day12:折り紙で動物園 ― 親子合作の作品展

休日に子どもと遊ぶアイデア集

Day12:折り紙で動物園 ― 親子合作の作品展

折り紙は日本の伝統的な遊びですが、現代でも子どもから大人まで楽しめる魅力があります。

単に紙を折るだけで動物や植物が生まれる過程は、まるで魔法のよう。

休日に親子で「折り紙動物園」を作れば、工作とごっこ遊びが一度に楽しめる特別な時間になります。

準備するものは色とりどりの折り紙と、作品を並べるための机やボードだけ。

100円ショップなどで手軽に揃えられるので、思い立ったらすぐに始められます。

まずは簡単な「犬」や「猫」、「カエル」などからチャレンジし、慣れてきたら「ゾウ」「キリン」「ライオン」といった大きな動物に挑戦してみましょう。

子どもがまだ小さい場合は、大人が折り目をつけてあげたり、簡単な折り方を選んだりすると一緒に楽しめます。

折り紙で作った動物たちを並べれば、あっという間に「おうち動物園」の完成です。

大きな紙に草や木を描いて背景にしたり、牛乳パックや段ボールで小さな檻や小屋を作って飾れば、本格的な展示場になります。

「ここはサバンナエリア」「ここは水辺エリア」とゾーンを分けるのも楽しい工夫です。

遊び方は自由自在です。

作品を並べて観賞会をしたり、ぬいぐるみのお客さんを連れて「動物園ごっこ」をしたり。

親子で役割を分けて「飼育員」と「お客さん」になって会話を楽しむのも盛り上がります。

さらに、完成した折り紙動物を写真に撮ってアルバムに残せば、次回の作品展と比較して成長を感じることもできます。

折り紙遊びの良いところは、子どもの手先の器用さや集中力を育てられる点です。

折る順番を理解することで論理的思考も磨かれ、完成したときの達成感が自信につながります。

また、親子で協力して一つの作品を作る過程は、自然とコミュニケーションを深めてくれます。

「ここを押さえてね」「次はこう折るんだよ」と声をかけ合うことで、共同作業の楽しさを体感できます。

安全面や工夫としては、はさみを使う場合は必ず大人がサポートすること。

折り紙に顔を描いたり模様を加えたりすると、子どもの個性が光るオリジナル動物になります。


まとめ

「折り紙で動物園」は、紙とアイデアだけで世界を広げられる遊びです。

親子で一緒に作った動物たちを並べれば、自宅がまるで作品展のように。

休日に時間をかけて取り組めば、遊びと学び、そして思い出がぎゅっと詰まった特別な一日になります。

次のお休みは、折り紙を広げて親子合作の「動物園づくり」に挑戦してみませんか?

出典

  • 日本折紙協会「折り紙の魅力と教育効果」
  • 文部科学省「遊びを通した学びと発達」
  • Benesse教育情報「親子で楽しむ折り紙遊び」