Day11:おしぼりバラ作り ― テーブルの上でできる華やか芸

かくし芸30連発

Day11:おしぼりバラ作り ― テーブルの上でできる華やか芸

宴会・食事会・カフェタイム――どんな場でも気軽に披露できて、
「えっ、すごい!かわいい!」と注目されるのがこの芸。
それが「おしぼりバラ作り」です。

使うのは、テーブルにあるおしぼり(またはハンカチ)1枚だけ。
手を拭くだけじゃもったいない!
指先ひとつで、まるで本物の花のような“おしぼりバラ”を咲かせてみましょう。


🎩やり方

  1. おしぼりを広げる
     まず清潔なおしぼりを広げ、端からクルクルときつめに巻きます。
     柔らかすぎると形が崩れるので、少し力を入れて巻くのがコツ。
  2. 先端をつまむ
     巻き終わった先の部分を軽く折り返して“花の芯”を作ります。
     このとき、ほんの少しだけ先を丸めておくと自然な花びらに。
  3. くるくると外側を広げる
     ロールの端をゆっくり開きながら、花びらのように広げていきます。
     巻きの緩急をつけることで“重なり感”が出ます。
  4. 茎を整えて完成!
     下の部分をねじって細くすると“茎”になります。
     お皿の横に飾れば、まるで本物の花のようなテーブルアートの完成です。

🧠コツとポイント

湿ったおしぼりが最適。
 乾いたタオルではまとまりにくいため、少し湿っている状態がベスト。

巻きの方向を一定に。
 途中でねじり方向が変わると、花びらがバラバラに見えてしまいます。

形を整えるときは“軽く指先で押す”。
 強く引っ張るとすぐにほどけてしまうので、丁寧に仕上げましょう。

色付きおしぼりでアレンジ!
 ピンクや黄色のおしぼりを使うと、より華やかで映えます。


⚠️注意点

・食事中のおしぼりを使うと衛生的に良くないので、必ず新しいものを使用しましょう。
・使い終わったら、元に戻して再利用できるように軽くほどいておきます。
・紙おしぼりよりも布タイプの方が成形しやすいです。


🎉まとめ

「おしぼりバラ作り」は、“手先の器用さ”と“センス”が光る静かなかくし芸
派手さはありませんが、食後や乾杯の後にさっと披露すると、
「あの人、器用だね!」と印象に残ること間違いなしです。

おしゃれなレストランや家庭の食卓でも使える、
大人のスマートな小ネタとして覚えておくと便利です。

次回は、体を張って笑いを取る「鼻で風船を割る勇者芸」に挑戦します🎈!

📚出典

・『テーブルマジック入門』(日本奇術協会, 2020)
・『おしぼりアートで彩る食卓』(KADOKAWA, 2018)