休日に子どもと遊ぶアイデア集
Day17:動物園でお気に入りの動物探し
休日のおでかけ先として大人気のスポットが「動物園」です。
普段の生活では出会えない動物たちを間近に観察できる体験は、子どもにとって刺激的で忘れられない思い出になります。

ただ見るだけでなく「お気に入りの動物を探す」というテーマを加えると、親子で一層楽しめるおでかけになります。
動物園に入ったら、まずは子どもに「今日はどんな動物に会いたい?」と聞いてみましょう。
「ライオン!」「キリン!」「ペンギン!」など答えはさまざま。
その期待を胸に園内を巡ることで、探すワクワク感が高まります。
マップを広げて一緒にルートを決めるのも冒険感があり、子どもの主体性を育む良い機会になります。
動物を見つけたら、じっくり観察する時間を持ちましょう。
「ライオンは昼間は寝ていることが多いね」「ゾウの耳は大きくてパタパタしているね」と会話しながら見ていくと、ただ眺めるだけでなく学びが深まります。
親子で観察ポイントを共有することで、子どもの視点が広がり、気づきの力も育まれます。
「お気に入り探し」を盛り上げる方法として、チェックシートを用意するのもおすすめです。
あらかじめ写真やイラストを貼ったカードを作り、見つけたらシールを貼る仕組みにすると、子どもは夢中で動物を探します。
最後に「今日のお気に入りベスト3」を決めて発表すれば、振り返りの時間も楽しめます。
また、動物園は「生き物の多様性」を学ぶ場でもあります。
猛獣ゾーンやサバンナエリア、水辺エリアなどを見比べながら「動物によって住む環境が違うんだね」と話すと、自然や生態系への理解が深まります。
動物たちの食べ物や生活習慣を観察することも、子どもにとっては新しい発見の連続です。
さらに、動物園は親子の会話を広げる絶好の場所でもあります。
「もし自分がゾウだったら何をする?」「ペンギンになったらどこを泳ぎたい?」など、想像を膨らませる質問を投げかければ、子どもの発想力を引き出せます。
注意点としては、混雑や暑さ寒さへの対策を忘れないこと。
水分補給や帽子を用意し、無理のないペースで回ることが大切です。
動物園は広いため、休憩を取りながら楽しむと最後まで笑顔で過ごせます。
まとめ
「動物園でお気に入りの動物探し」は、ただのおでかけを「学びと発見の冒険」に変えてくれる遊び方です。
動物を探し、観察し、お気に入りを決めることで、子どもは主体的に楽しむことができます。
親子で感動を共有できる動物園は、休日の思い出作りに最適な場所です。
次のお休みにはぜひ、親子で動物園を探検して「お気に入りの一匹」を見つけてみましょう。
出典
- 日本動物園水族館協会「動物園の役割」
- 文部科学省「体験活動と子どもの成長」
- Benesse教育情報「動物とのふれあいが子どもに与える影響」