かくし芸30連発
Day23:紙飛行機遠投バトル ― シンプルだけど奥が深い競技系かくし芸
今日のかくし芸は、子どもから大人まで誰もが一度は挑戦したことがある――
**「紙飛行機」**を使った勝負ネタです。
ただ飛ばすだけではありません。
今日は“距離と安定感”の両方を競う、紙飛行機遠投バトルを紹介します!
一見シンプルですが、紙の折り方や角度次第で驚くほど飛距離が変わります。
笑いと真剣勝負の両方を楽しめる、屋内外どちらでも使える万能かくし芸です。
🎩やり方
- 準備するもの
・A4コピー用紙数枚(厚すぎないものがベスト)
・スタートラインを示すテープ
・メジャー(距離を測る場合) - ルール説明
全員が1人1機ずつ紙飛行機を作り、
スタートラインから“最も遠くまで飛んだ人が勝ち”という単純明快な勝負。
ただし、“途中で落ちた”“壁にぶつかった”なども笑いポイントになります。
- スタート!
1人ずつ順番に投げていきます。
観客は「飛べー!」「がんばれー!」と声援を送るのが定番。 - バリエーションを追加
・滞空時間勝負:「誰が一番長く飛ばせるか」
・ターゲット着地:「的に一番近く落ちた人が勝ち」
・デザイン賞:「形のユニークさ」「色の美しさ」などを評価

🧠コツとポイント
・紙の選び方で勝負が決まる。
薄すぎると風に流され、厚すぎると重くて飛びません。
コピー用紙(上質紙程度)が最もバランス良好です。
・折り目をしっかりつける。
飛行機の「背骨」がしっかりしていないと真っ直ぐ飛びません。
定規などで折り目をギュッと押さえると安定します。
・投げる角度は15〜20度が理想。
上すぎると失速し、低すぎるとすぐ落ちます。
少し上に向けて、軽く押し出すように投げるのがコツ。
・軽い風を利用すると最高記録が出る!
屋外では風向きを見極め、風上から風下へ投げるとスーッと伸びます。
⚠️注意点
・屋外で行う場合、風が強すぎる日は避けましょう。
飛行機が戻ってきたり、人に当たることがあります。
・屋内では周囲の照明や壁に注意。
・誰かの作品にぶつけてしまったときは「ごめん!」と一言添えるのがマナーです。
🎉まとめ
「紙飛行機遠投バトル」は、笑いあり・真剣勝負ありのかくし芸。
単純なゲームのようでいて、意外と戦略やコツが必要です。
子ども時代の懐かしさを呼び起こしながら、
みんなで声を掛け合って笑い合える“平和な盛り上がり”が魅力。
オフィスの休憩時間、家族の集まり、飲み会の余興――
どんな場でも安全に楽しめる「万能エンタメ芸」です。
次回は、静と動を組み合わせた「影の早変わりショー」に挑戦します🌙
📚出典
・『紙飛行機の科学』(講談社ブルーバックス, 2018)
・『誰でもできる紙飛行機選手権入門』(NHK出版, 2020)
