かくし芸30連発
Day27:ストローでつくるミニアートトリック ― 手先の器用さで魅せる簡単工作芸
今日のかくし芸は、“静かに始まって、最後におぉ!と驚かれる”
工作系のトリックアート芸、**「ストローアートトリック」**です。
ストローを使って絵を動かす、もしくは立体的に見せるという、
簡単なのに思わず拍手が起きるアナログ系のかくし芸。
子どもから大人まで一緒に作って楽しめる人気ネタです。
🎩やり方
- 準備するもの
・ストロー(できれば2本)
・コピー用紙1枚
・ペン(黒マーカーなど)
・テープまたはのり
・はさみ - 基本の「動く魚」トリック
紙の上に魚の絵を描きます。
その上にもう1枚、透明のビニールや薄い紙を重ねて、
その紙には“魚の尾びれを動かした状態”の絵を描きます。
2枚をテープで端を固定し、ストローを差し込んでスライドできるようにします。
ストローを引くと――魚の尾がパタパタと動く!
簡単な仕組みですが、見た人は「おぉ!」とびっくりします。
- 応用編:「変身アート」
1枚目の紙には“普通の顔”、
2枚目には“変顔”や“おばけ顔”を描き、
ストローを引くと顔が変わるトリックもおすすめ。
宴会芸としても爆笑必至です。

🧠コツとポイント
・絵をわかりやすく。
線を太めに描くと動きが見えやすく、観客にも伝わりやすいです。
・ストローの動きをなめらかに。
紙の間に少しすき間を作ると、スライドがスムーズになります。
・光を利用して見せる。
下からライトを当てると、影が動くように見えて一層幻想的。
・声と演出を加える!
「今から魚が泳ぎます!」「顔が変わります!」と
声を添えるだけで、立派なショートパフォーマンスになります。
⚠️注意点
・細かい作業が多いので、事前に試作しておくのがおすすめです。
・子どもと一緒に行う場合は、ハサミの扱いに注意。
・ストローが外れないように、固定部分はしっかり貼りましょう。
🎉まとめ
「ストローアートトリック」は、静かでユーモラスな“見せ芸”。
手先の器用さと創造力を生かして、観客を“驚きと笑い”の両方で楽しませられます。
自分で作る楽しみと、見せたときのリアクションの両方が味わえる、
まさに“アートとかくし芸の融合”。
派手さはなくても、じわっと感心されるタイプの芸です。
次回は、笑いの定番「紙コップ早積み対決」でスピード勝負に挑戦します🏆
📚出典
・『ストローで楽しむ工作トリック』(学研プラス, 2020)
・『手作りで楽しむアートマジック』(ナツメ社, 2019)
