Day29:冬の雪遊び ― かまくら・雪だるまづくり

休日に子どもと遊ぶアイデア集

Day29:冬の雪遊び ― かまくら・雪だるまづくり

冬の休日の楽しみといえば、やはり雪遊びです。

雪の降る地域では、外に出るだけで一面の白い世界が広がり、子どもにとっては最高の遊び場となります。

雪を丸めたり積み上げたりして自由に形を作れる雪遊びは、まさに「自然がくれた大きな粘土遊び」。

特に「かまくら」や「雪だるまづくり」は、冬ならではの醍醐味です。

雪だるまづくりは、小さな子でも挑戦しやすい遊びです。

雪を丸めて転がすと次第に大きくなっていく仕組みは、子どもにとって不思議で面白いもの。

大きな球をふたつ作って積み重ねれば、基本の雪だるまが完成します。

目や鼻に石や人参をつけたり、帽子やマフラーを飾ったりすれば、世界にひとつだけの雪だるまができあがります。

兄弟や友達と「誰が一番かわいい雪だるまを作れるか」を競っても盛り上がります。

かまくらづくりは、少し大きな子どもにおすすめです。

雪を集めて山を作り、中を掘って空洞を作れば小さな部屋が誕生します。

自分たちで作った空間に入る体験は、子どもにとって特別な冒険です。

中で温かい飲み物を飲んだり、おやつを食べたりすれば、冬の魔法のような時間になります。

ただし、かまくらは崩れる危険もあるため、大人が必ず一緒に作り、強度を確認することが大切です。

雪遊びの魅力は、体を思いきり動かせることにもあります。

雪合戦をしたり、そりすべりをしたりと、全身を使って楽しむ遊びは自然と運動になります。

寒い冬でも、夢中で遊んでいるうちに体はぽかぽか。

頬を赤くして走り回る子どもの姿は、冬ならではの光景です。

注意点としては、防寒と安全対策をしっかりすること。

手袋や帽子、防水性のあるウェアを身につけ、体が冷えすぎないようにしましょう。

特に雪遊びの合間には、温かい飲み物を飲んで休憩を取ることが大切です。

また、道路や屋根の近くは危険が多いため、必ず安全な場所で遊ぶようにしましょう。


まとめ

「冬の雪遊び ― かまくら・雪だるまづくり」は、子どもが自然と触れ合いながら創造力や体力を育てられる最高のアクティビティです。

雪を集め、形を作り、遊び場を自分たちで生み出す体験は、冬にしかできない特別な思い出となります。

次の休日は、ぜひ親子で雪の世界に飛び込み、雪だるまやかまくらづくりに挑戦してみましょう。

出典

  • 日本レクリエーション協会「冬の遊びと子どもの発達」
  • 文部科学省「自然体験と四季の学び」
  • Benesse教育情報「雪遊びが子どもに与える効果」