休日に子どもと遊ぶアイデア集
Day30:家族写真アルバムづくり ― 1か月の思い出を形に
30日間にわたってさまざまな遊びを親子で体験してきたら、最後はその思い出を「形に残す」時間を持ちましょう。
おすすめは「家族写真アルバムづくり」です。
スマホやカメラで撮った写真を整理して、アルバムやスクラップブックにまとめれば、この1か月の楽しい記録が特別な宝物になります。

アルバムづくりの魅力は、振り返りながら楽しめることです。
写真を一枚ずつ見返しながら「このときは公園で鬼ごっこしたね」「サイクリングで見つけた鳥はきれいだったね」と、思い出話が自然に広がります。
子どもにとっても、自分が写っている写真を見ながら当時の体験を語ることは、自信や自己肯定感につながります。
作り方は自由です。
市販のアルバムに写真を貼るだけでも立派な作品になりますし、スクラップブック風にコメントやイラストを添えれば、より個性的に仕上がります。
子どもに「楽しかったこと」を書いてもらったり、色鉛筆やシールで飾ったりすると、親子の合作アルバムが完成します。
最近では、オンラインサービスを利用して「フォトブック」を作ることもできます。
お気に入りの写真を選んで注文すれば、まるで絵本のような仕上がりの一冊が手元に届きます。
家族で一緒にページをめくれば、その月の思い出が鮮やかによみがえり、何度も楽しめる宝物となるでしょう。
アルバムづくりは、子どもにとって「時間の流れを感じる体験」でもあります。
「先月はこんなことをしていたんだ」「あのときできなかったことが今はできるようになった」など、成長を実感できるのです。
家族で「1か月のベストショット」を選んだり、「一番楽しかった瞬間」を話し合ったりするのもおすすめです。
注意点としては、写真を整理する時間を「一緒にやる」ことを大切にすること。
大人がまとめてしまうとただの記録になってしまいますが、子どもと一緒に選び、書き、飾ることで、アルバム自体が遊びの一部となります。
また、あまり完璧を目指さず、楽しく作ることを優先するのがコツです。
まとめ
「家族写真アルバムづくり ― 1か月の思い出を形に」は、30日間の遊びを締めくくる最高のアクティビティです。
公園、科学館、キャンプ、雪遊び…どの体験も、写真と共にアルバムに残せば、家族の成長の記録としていつまでも輝き続けます。
休日の締めくくりに、ぜひ親子でアルバムを開き、1か月の思い出を笑顔で振り返ってみませんか?
出典
- 文部科学省「家庭における体験活動の重要性」
- 日本PTA全国協議会「親子のコミュニケーション活動」
- Benesse教育情報「アルバムづくりが親子に与える効果」