Day6:日記 ― 思考を整理して自分と向き合う時間

お金の掛からない趣味30選

Day6:日記 ― 思考を整理して自分と向き合う時間

Day6:日記 ― 思考を整理して自分と向き合う時間

「毎日があっという間に過ぎていく…」そんなときにこそおすすめなのが、日記を書く習慣です。日記はお金がかからず、紙とペン、またはスマホがあればすぐに始められる“自分と対話する時間”。誰かに見せる必要もなく、思ったままを言葉にしてOKです。

日記の魅力は、思考や感情を「外に出す」ことで頭の中を整理できる点にあります。書いていくうちに、悩みの原因が見えたり、実はうまくいっていたことに気づいたり。自分の内面を客観的に見ることができるようになります。

書き方にルールはない

日記というと「毎日きちんと書かなくちゃ」と思われがちですが、そんな必要はありません。1行でも1文でも大丈夫。「今日は空がきれいだった」「久しぶりにゆっくりコーヒーを飲んだ」――そんな小さな出来事こそ、後から見返したときに心を温めてくれます。

「3行日記」や「感謝日記」などの簡単な形式を取り入れるのもおすすめです。たとえば、①今日起きたこと ②良かったこと ③明日やりたいこと――この3つを書くだけでも、1日の流れがすっきり整理されます。

スマホアプリやクラウド日記も便利

紙の日記帳にこだわらなくてもOKです。スマホのメモアプリや無料のクラウド日記サービス(たとえば「Daylio」「Google Keep」など)を使えば、移動中や寝る前にサッと記録できます。写真を添えたり、気分をスタンプで表したりと、自分らしいスタイルで続けられます。

“続けるコツ”は完璧を目指さないこと

「書けない日があってもいい」「3日に1回でもいい」。このゆるさが、長く続けるコツです。日記は義務ではなく、自分の心を整えるための小さな習慣。肩の力を抜いて書くことで、自然と続けられるようになります。

言葉が“未来の自分”を支える

日記を書き続けると、過去の自分の言葉が未来の自分を励ます瞬間があります。落ち込んだ日、悩んだ夜――その時々の思いを記しておくことが、後に「こんな時期もあった」と思える心の財産になるのです。

お金をかけずに、自分の心を整える最もシンプルな方法。それが「日記を書く」ということ。今日から1行でも書き始めてみましょう。


📚 出典

  • 文化庁「国語に関する世論調査(文章を書く習慣について)」
  • ハーバード・ビジネス・レビュー「ジャーナリングの心理的効果」
  • 日本心理学会「自己内省とストレス軽減に関する研究」