Day8:段ボール秘密基地 ― 子どもの想像力を広げる遊び

休日に子どもと遊ぶアイデア集

Day8:段ボール秘密基地 ― 子どもの想像力を広げる遊び

雨の日や家でゆっくり過ごしたい休日におすすめなのが「段ボール秘密基地」です。

段ボールさえあれば、子どもはその中で自分だけの世界をつくり上げることができます。

工作とごっこ遊びの両方を兼ね備えたこの遊びは、子どもの想像力を大きく広げる最高の体験になります。

段ボール秘密基地の魅力は「自由にデザインできること」です。

大きな段ボールを繋げて部屋を作ったり、窓やドアを切り抜いて家のようにしたり。

マジックで絵を描いたりシールを貼ったりすれば、一気にオリジナル感が増します。

子どもは「ここはキッチン」「ここは宇宙船の操縦席」と、遊びながらどんどん物語を広げていきます。

親子で一緒に作ると、協力して作業する楽しさも味わえます。

大人はカッターで窓を開けたり、テープで固定したりと安全な部分を担当し、子どもは内装や飾りつけを担当するとバランスが良いでしょう。

「どうやって作ろうか?」と相談しながら進める過程自体が貴重なコミュニケーションになります。

段ボール基地は遊び方のバリエーションも豊富です。

小さな基地なら「秘密の隠れ家」として本やおもちゃを持ち込んで遊ぶことができます。

大きなものを作れば「お店屋さんごっこ」や「図書館ごっこ」などにも応用可能です。

電気を使わないランタンや懐中電灯を持ち込めば、夜のキャンプ気分まで味わえます。

この遊びの良いところは、子どもの創造力や問題解決力を伸ばせる点です。

「もっと広くしたい」「窓をつけたい」と考えながら改造を繰り返すことで、自然と工夫する力が育ちます。

また、自分だけの空間を持てることは、子どもにとって大きな安心感や自信にもつながります。

注意点としては、安全面です。

大きな段ボールをカッターで切る作業は必ず大人が担当しましょう。

また、強度が不十分だと崩れてしまうことがあるため、ガムテープや養生テープでしっかり補強すると安心です。

遊ぶ場所はリビングや和室など、安全に見守れる空間を選びましょう。


まとめ

「段ボール秘密基地」は、身近な素材で子どもの創造力を大きく広げられる遊びです。

作る楽しさと、完成した後のごっこ遊びの両方を味わえるのが魅力。

休日のひとときに段ボールを広げれば、子どもの世界が一気に広がります。

次のお休みには、親子で「秘密基地づくり」に挑戦してみませんか?

出典

  • Benesse教育情報「工作遊びが育む子どもの力」
  • 日本レクリエーション協会「ごっこ遊びの魅力」
  • 文部科学省「創造力を育む体験活動」