Day9:散歩スケッチ ― 身近な風景を描く楽しみ

お金の掛からない趣味30選

Day9:散歩スケッチ ― 身近な風景を描く楽しみ

Day9:散歩スケッチ ― 身近な風景を描く楽しみ

「絵は得意じゃないから…」という人にこそ試してほしいのが、散歩スケッチです。特別な画材や技術は必要ありません。身近な風景や好きな場所を、ペンや鉛筆で気軽に描くだけで、世界の見え方が少しずつ変わっていきます。

絵を描くことは、観察力を育てる最高のトレーニング。歩きながら「光の当たり方」「木々の影」「建物の形」などを意識するだけで、普段は通り過ぎてしまう景色が、まるで違って見えるようになります。

道具はシンプルでOK

スケッチブック1冊と鉛筆、またはボールペンさえあれば十分です。100円ショップで手に入る道具でも、素敵なスケッチが描けます。最近はスマホやタブレットでデジタルスケッチを楽しむ人も増えています。

上手に描くより“感じる”こと

スケッチの目的は「うまく描くこと」ではなく、「感じたことを形にすること」。たとえば、いつもの公園のベンチ、午後の光、雨上がりの街路樹など――その瞬間に心が動いた景色を描いてみましょう。完成度よりも「記録としての一枚」を大切に。

散歩と創作、2つの癒しを同時に

歩くことで心身がリフレッシュし、描くことで感性が整う。散歩スケッチはまさに“癒しの二重効果”があります。天気の良い日には外で、雨の日にはカフェの窓から景色を描くのもおすすめです。

描いたスケッチはSNSでシェア

最近は「#散歩スケッチ」「#街角スケッチ」などのハッシュタグで、多くの人が作品を共有しています。プロ並みでなくても大丈夫。自分の視点で描いた一枚に「いいね!」がつくと、それが次のモチベーションになります。

上手い下手ではなく、楽しむこと。お金をかけずに、自分だけの“日常のアート”を描く時間を持ってみましょう。


📚 出典

  • 日本美術教育学会「日常スケッチの心理的効果」
  • 文部科学省「生涯学習としての創作活動調査」
  • NHK趣味どきっ!「大人のスケッチライフ」