休日に子どもと遊ぶアイデア集
Day9:雨の日に室内ボール遊び ― 風船バレーがおすすめ
休日に雨が降ると「外で遊べない…どうしよう?」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
そんなときにぴったりなのが、家の中で楽しめる「風船バレー」です。
ボールの代わりに風船を使うことで、狭い室内でも安全に盛り上がれる遊びに早変わり。
シンプルですが、大人も子どもも思わず夢中になってしまいます。

風船バレーの魅力は、まず「安全さ」にあります。
普通のボールだと家具や窓にぶつかって危険ですが、風船なら軽くて弾力があり、ぶつかっても安心です。
天井や壁に当たっても壊れる心配が少ないので、リビングや子ども部屋でも気軽に遊べます。
小さな子どもでも簡単に打ち返せるため、年齢差のある兄弟姉妹でも一緒に楽しめるのが嬉しいポイントです。
遊び方はとてもシンプル。
「風船を床に落とさないように打ち合う」だけで、すぐに盛り上がります。
人数が多ければチーム戦にしても良いですし、少人数なら「何回ラリーを続けられるか」を挑戦するのもおすすめです。
記録をホワイトボードや紙に書いて「今日は30回続いた!」「次は50回を目指そう!」とすると、子どものやる気も一層高まります。
風船バレーは体を動かす遊びとしても優秀です。
ジャンプしたり、素早く動いたり、手を伸ばして打ち返したりする中で、自然と運動不足の解消につながります。
特に雨の日は外で走り回れない分、こうした室内遊びでエネルギーを発散できるのは大切です。
また、遊びながらルールや協力を学べるのも良い点です。
順番を守る、相手が打ちやすいように返すなど、自然と「相手を思いやる」行動が身につきます。
兄弟で遊ぶ場合も「協力してラリーを続けよう」という気持ちが芽生え、ケンカのきっかけが減ることもあります。
さらにアレンジも自由自在。
床にテープでラインを引いて「ネットの代わり」にしたり、椅子やソファの間をネット代わりにしたりすれば、本格的なバレー気分を味わえます。
夜に電気を暗くしてLED風船を使えば、ちょっと特別な雰囲気の「光る風船バレー」も楽しめます。
注意点としては、遊ぶスペースを確保すること。
周囲に壊れやすいものを置かないようにしたり、滑りやすい床では靴下を脱いで遊ぶようにすると安心です。
また、風船は割れると大きな音がするので、小さな子が驚かないよう気をつけましょう。
まとめ
「風船バレー」は、雨の日でも家族全員で体を動かせる楽しい室内遊びです。
安全で準備も簡単、しかも盛り上がること間違いなし。
ラリー記録に挑戦したり、光る風船を使ったりと工夫すれば、雨の日が特別なイベントに変わります。
次の休日、外に出られないときは、ぜひリビングを小さなバレーボールコートに変えてみませんか?
出典
- 日本レクリエーション協会「室内でできる運動遊び」
- 厚生労働省「子どもの体力づくりと遊び」
- Benesse教育情報「家庭で楽しむ親子遊び」